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『ダンケルク』

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 9月26日(火)01時35分42秒
返信・引用
  近年大人気のクリストファー・ノーラン監督の最新作!
公開前、あれだけ監督の凄さをCGなんか使わない
本物志向の監督と宣伝はさかんに盛り立てた。
いやが上でも期待は上がろうというもの。

映画は決して悪い出来ではない。
でもはっきりいうと地味な1本です。
お金をかけてないわけじゃない。
むしろあれだけの人と場所を借り切って
大々的にロケをしたらすごいお金が出て行くんだろうな。
でも、すぐ側で腕が機銃掃射で飛んだり、足がもぎとられたり
爆弾で、ひとが人形のよう吹き飛ぶような、劇画チックな絵はない。
史実なのでとびきりのヒーローもいなければ悪役も出てはこない。
その分、冷静にこちらは状況を見つめるのだが
セリフがあるわけでもないので、爆撃音や銃の破裂音が無ければ
ワンシーンに音のない間があるような気がする。
そのせいで余計次に何が起こるのかこちらは考える。
更にそのシーンに出ている登場人物の置かれてる状態を考える。
この間が面白いのかもしれない。
セリフはなくともそのシーンを読み取れとこちらに突き付けてる様だ。
ただの退屈な映画では決してない。
静かな感動を内に秘めた映画だと思う。
(僕は泣けたあ。)
 
 

おとなの恋の測り方

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 9月25日(月)19時51分12秒
返信・引用
  フランス映画
ラブコメ。
身長差カップルの出会いとその顛末を描いた楽しい映画です。

街を歩けば、男は誰でも振り返ってしまうような美人ディアーヌ。
彼女の携帯を拾ってモーションをかける身長136㎝の男性アレクサンドル。
136㎝だよ!
小学生の身長ですね。
アレクサンドルは出会いからディアーヌをステディにしようと
あの手この手を仕掛ける。
これが高学歴高収入の男だから目いっぱいカッコよくて気が利いていて
文句のつけようがない。
アレクサンドルが普通の見た目の男だったら、女性はイチコロだろうね。
ところがとにかくスモールサイズの彼にディアーヌは戸惑う。
ふたりだけの時は信じられないくらい楽しくていい。
だがひとりになれば、ふと恋の夢から現実に覚めてしまう。
今までは、彼女の美しさに誰もが目を止めたが
今度は、酷い身長差カップルの異様さに誰もが目を止める!
誰もが自分たちを見て笑ってるように思う。
あの人だれ?
彼よ、と即答できない。
紹介できない。
ああ。

アレクサンドルも30.40年生きてきた働き盛りの男だ。
十分、世間の自分の見た目に対する風当たりは知っている。
それを気にしてないように生きてきた。突っ張って生きてきたのだ。
その心情を彼女に吐露するとき、彼は本当に小さな男に見えた。

アレクサンドルのことを笑うディアーヌの母親は
耳の不自由な連れ添いに「あなたこそ心が障害者だ。」と言われる。
果たしてこの恋の道行きは?
いやそれはもう王道のラブコメディーですから、あなた!
 

『ジェーン・ドウの解剖』

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 9月14日(木)19時34分22秒
返信・引用
  ホラー映画。
めったに観ないんだけれど、興が乗って観てしまった。

その昔、『エクソシスト』が公開されたころ、
まだ幼くて中学生だったので観てしまったらそのまま呪われる…。
本気でそんな風に思っていた時代がありました。(遠い目)
高校の時には『サスペリア』wwwww。ぶるぶる。

それから、大分時間が経って
僕もすっかり大きくなりまして、造形の世界に入ってからは
映画ってどうやって作るんだ?
ましてや特殊撮影ってどうやるんだ?
人を頭から斧でかち割る撮影ってどう作りこむんだ?
いわゆるスプラッター映画ですね。
血がドバドバ出るやつです。そんな恐怖映画が全盛に。
こちらといえば
すっかり恐怖心は去り、作り手目線で映画を観るようになりました。
その頃、『死霊のはらわた』なんかが公開されて話題になりました。
血がたくさん出る映画や体がちぎれる映画に
拍手喝采みたいな迎えられ方をする恐怖映画がブームになりました。
そうすると、僕はいつの間にかそういうカテゴリーに興味がなくなり
次第に離れていきました。

最近の映画はすっかりそういうのではなくなって
観たら取り付かれそうな感じに回帰してて怖いね。
気持ちが悪い。
ひたすら怖い。

今回の『ジェーン・ドウ…』も怖かったなあ。
劇中何回もビクッ!てしてしまいました。
主役の検死官の親子が良かったな。
特に父親役のブライアン・コックスが渋くていいね。
頼もしかったです。
こんな何物にも動じない男には僕はなれないなあと。
 

『きみの声をとどけたい』

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 8月28日(月)00時08分12秒
返信・引用
  女子高生がかつてのミニFMステーションに集まってくる!

この映画は、男女の色恋よりもっと楽しい
JK同士の素直な友情と葛藤の物語です。

そして街とミニFM局の歴史が紐解かれる…。
お気楽に始まった彼女たちのミニFM局は街の人々を動かし、
ラジオから放たれる「コトダマ」はやがて人々の元に届くようになる。

とても良い。
素直にそう言い切れる作品だと思う。
絵柄の可愛さだけで観に行った。
内容はひとつも知らない。
すると絵柄の可愛さ同様の素直な女子高生たちが活躍していた。
こんな風に他人と関係を持って行くんだなあ。
おじさんは暖かい眼で物語を見守ったよ。
うんうん。

・・・・・・・・・・・・・。
まあね、あんまり素直過ぎる主人公なぎささんにはさ、
おじさん、変なやっかみがあってさ。
こんなにいい子いないんじゃないかと。
誰に対しても真っ直ぐな眼差しは臆するところが無いし、
あまり知らない他人のためにぼろぼろと泣いたり、
友達が間違ってれば容赦なくひっぱたいたり、
いい子だけれど、出来過ぎって思っちゃうんだ。
あまりに屈託がないんだもの。
僕がここでちょっとしたケチつけておかないと
物語が良く出来ているから、いつかどこかで破綻しやしないかと。
へんな不安に襲われちゃってね。
つまり、この物語世界を大切に思ってるってこと。
(ええ、まったくいらない心配です。)
 

『君はひとりじゃない』

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 8月23日(水)22時45分55秒
返信・引用
  人は観たいモノ、聞きたいことが最初に「期待」としてあって
それにズバリはまると、あるいは輪をかけてその上を行くと
「感動した!」となるのかな。
本映画は、そういう意味では大外れ。肩すかしを食った。(笑)

チラシの謳い文句はこうだ。
「母を亡くし、心を閉ざした娘」
「妻を亡くし、心を失った父」
「父と娘の止まった時間が動き出す<愛と再生>の物語。
ね。
こんな風に書かれるともうたまんないでしょ?
それでどっさりなんとか賞とか取っちゃってるんだからさあ。
涙なみだの感動の映画を期待するでしょ?
おまけに娘の拒食症のセラピストは霊能力者。
ああ、映画前篇に漂う何らかのただならぬ霊気を
この霊能力者はみごと目に見える形に変えるのだ。
そして、亡くなった母、(妻)からふたりに送られてくるメッセージが!
それは、残された夫と娘の傷ついた心を癒すのに充分で…。
おお、おお!

ないから。
そんなものは一切ないよ。
でもね、この映画たくさんたくさん物語の材料をそこかしこに
散りばめるんだ。
退屈な映画と切って捨てるのは簡単だけれど、違うかもしれない。
何かとてつもない事件が起きるわけじゃないけれど、
まき散らされた「気配」を拾いながら
次に何かが起きることをこちらは待っている。
そんな感じ。

ふう。
ごめん。やっぱり「退屈」。

 

『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン』

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 8月21日(月)19時48分47秒
返信・引用
  22歳という若さで英国ロイヤル・バレイ団のトップ、プリンシパルの地位を
辞し電撃退団するのには随分な訳があった。
バレイ界の異端児の知られざる素顔に迫ったドキュメンタリーだ。

身体で表現する者なのにいくつもの刺青がしてある。
実際の公演ではそのままでは出演できない為、
ドーランを身体に塗りたくり隠す。
では一体何のために刺青を入れるのか?
まるで心に咎のある者が身体を傷つける自傷行為のように。
このことに映画は触れてなかったが、
観客は、特に日本の観客はセルゲイの刺青を納得できずに
見つめていたと思う。

しかし、彼には踊ることしかできない。
踊ることを運命づけられた人間なのだろうな。
彼は美しいジャンプを飛ぶ。
ジャンプした瞬間に2度と地面に落ちることなく
高みに飛んで行けたらと彼は願うのだろう。
しかし、人は重力からは逃れられない。
やがて遠くに追いやっていた家族と交わる。
やはり交わるべきなのだ。
家族と再会した彼に笑顔があって良かった。
そうであって欲しいと思った。

 

『ヒトラーへの285枚の葉書』

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 8月18日(金)10時59分7秒
返信・引用
  第二次世界大戦、ドイツがフランスに侵攻のさなか
ドイツ軍人として出兵したある夫婦の息子が戦死する。
息子の死を受け入れられない夫婦は285枚の葉書に
現ヒトラー政権を批判する内容をしたためて
市中のどこかににそっと置きささやかな反対行動を起こす。

オープニング、フランス領土の森の中。
ひとりの若いドイツ兵がおびえて奔走する。
そして一発の銃声が兵士を亡き者にする。
横たわった若きドイツ兵は眼を開けたまま
2度と動かぬむくろとなる。
死んでしまえば、フランス兵もドイツ兵もない。
ただの悲しい死体でした。
それをまざまざと見せつけられるシーンです。
ひとりの青年の死と考えれば、夫婦の悲嘆が分かろうというもの。
なぜうちの子が戦争で死ななければならなかったか?

「あの子が死んだのはあなたと総統と戦争のせいよ!」
そう言って泣き崩れ母親は男たちが始める戦争を
どこまでも許せないだろうなあ。
 

『東京喰種トーキョーグール』

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 8月10日(木)13時59分8秒
返信・引用
  主演、窪田正孝がよくカネキケンを演じていた。
「この世界は間違っているー!!」
カネキが絶叫するところがなりふり構わずでいい感じです。
グールの赤い色をした赫子(かぐね)もよく表現されていた。

蒼井優が良い。
すっかり大食いのリゼになっている。
大泉洋がはまっている。
まさしくマド役。大げさにやりそうなのに
敢えてシリアスに抑えた演技でやっていた。
わけても残念なのは清水富美加。
良い!とってもいい役者だから
なぜ幸福の科学の出家者になったんだろう。
出ている映画を観るたびに惜しいと思う。

 

『トランス・フォーマー最後の騎士王』

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 8月10日(木)00時45分13秒
返信・引用
  すっかりこのシリーズには愛想が尽きていたはずなのに
予告編が面白そうに見せるのでついまた魔がさした。
ところが今回、意外と拾いものでしたあ!

ドラマの最初はすっかり変わり果てた人類とオートボットの
関係と世界観を説明するくだりは、またか?
と嫌な感じがしたんだけれど、その後は意外と調子が良くて…。

なんだいいきなりアンソニー・ホプキンスが参戦て?
ところがこの人がドラマが走り過ぎるのを結構押さえているような
存在感で面白かったです。

いいんじゃないかなあ。

それにつけても、シリーズ最初の主役、シャイア・ラブーフさんは
一体どこにいらっしゃるのだろうか?
『マン・ダウン』という映画で見かけたけれど…。
鳴かず飛ばず。
ハリソン・フォードみたいな使われ方が嫌だったのかなあ。
ちょっと演技派の役者をめざしたのかなあ?
 

『メアリと魔女の花』

 投稿者:イケちゃん  投稿日:2017年 7月10日(月)16時55分50秒
返信・引用
  予告編からジブリっぽい映画だと思ってたが・・・。
せっかくジブリから出てアニメ作ってんのにこれでいいの?
そのくせ、お話しに一本通した骨がない・・・。精神かな。
『アリエッティ』や『マーニー』のほうがずっと出来が良い。
今更僕が鞭打つことないよね。他でもいっぱい言われているようだし。
いいとこ探さなきゃあ。
うーん。
どうだろう。
次も作品を作れるといいけれど。

さすがセカオワは売れ線の曲をつくるなあ。じょーず。パチパチ。
 

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